いつかのベトナムナンパノック Day 0 ーグダ崩しー
俺は昔から"経験"と言うものを重視するタチだった。
俺が高校生だったある日、同級生がプレステを買ったりパズドラに課金したりワンピースを全巻揃えたりしてる中、自分は『オーロラが見たい!』と言うルフィ顔負けの理由で往復10万円ちょっとの航空券を自腹で購入し、心配する両親を「ここで行かなかったら俺一生後悔すんだ!(ドーン!)」と説き伏せ、ひとりで北極圏へ行くことを決めた。思えばこれが海外放浪人生の始まりだった。
一人での海外放浪。不思議と孤独は感じなかった。むしろ常にワクワクしていて孤独を感じる暇などなかった。当時高校生ながらモールなどでナンパをして遊んでいた俺は、もしかしたら白人美女とワンチャンあるんちゃうか、と思い空港でサガミオリジナルを一箱買って飛行機に乗った。北極圏には2週間ほど滞在し、非常に濃い、素晴らしい時間を過ごした。いつかこの事もブログに書こうと思う。ちなみにサガミオリジナルは使わなかった。
俺はその旅にトータルで20万円ほどの金をつぎ込んだ。もちろん全額自腹だ。20万もの大金があれば、高校生が欲しがるようなものはなんでも手に入るだろう。最新のゲーム機、流行ってる漫画全巻、高級風俗嬢との一発、これらを全部手に入れてもお釣りがくるくらいだ。当時の私にとってはめちゃくちゃ大金だった。
そして、俺はそんな大金をつぎ込んだにもかかわらず、北極圏でオーロラを見ることは叶わなかった。俺は俺の"ひとつなぎの大秘宝"を見つけることはできなったのだ。
ただ、「後悔してるか?」と言われれば答えはノーだ。
体長5メートルはありそうな野生のムースと触れ合ったり、現地の高校生とその辺の森でマシンガンやライフルをぶっ放して遊んだり、本場のキングサーモンをたらふく食べたり...etc。こんなクレイジーな体験を、高校生のうちに20万という激安料金でできたのだ。後悔するはずがない。
当時コツコツ貯めてた金をここにつぎ込んでよかったと今も思ってる。ゲームはいずれ飽きるし、漫画はいずれ読まなくなる。こういった類のものはいずれ必ず使わなくなる。ただ、思い出やスキルといった経験から得られるものは自分の中に残り続ける。だからこそ、物ではなく"経験"に投資した方がリターンが大きいと俺は思っている。経験に投資した分だけ、人間は豊かな人生を送れるようになると俺は考えている。
さて、ここまで900文字あまりの自分語りを読んでくれたみんな、ありがとう。
みんな心の中でツッコんだ筈だ。
「いや、お前ベトナムの話してねえじゃん」と。
心配しないでくれ。少々自分語りが長くなったが、ここまではイントロに過ぎない。俺が本当に書きたいのはベトナムの話だ。
2年前、俺はベトナムへナンパ遠征をしにいった。とあるブログに憧れを抱き、現地のまだ見ぬ美女を抱くためにこれまた単身で突撃したのだ。結果は後で書くが、自分にとっては忘れがたい経験となった。
忘れがたい経験とは言ったが、2年前の話だ。絶対に忘れないと思っていたが、当時のことを振り返るとうっすら忘れかけていることに気がついた。なので忘れてしまう前にあのクレイジーな体験をブログに残そうと思い、この記事を書くに至った。これから先はストーリー形式であの4日間の記録を書いていきます。全編完全ノンフィクションでお送り致します。
現地のナンパスポット、海外ナンパTips、使えるルーティーン集など全部隠さず公開して行きます!
それでは、
ベトナムナンパノック編スタート!
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某日、俺はナンパ遠征の目的地を考えていた。
生意気ながら、齢1●にして東アジアの女は一通り抱いたことがあり、ナンパスタイルもルーティーン化してしまっていたので、少し違ったタイプの女の子をナンパしたかった。
そんなとき、アジア各国のナンパ情報を調べていたら私が尊敬してやまないクラトロさんのナンパ記事にたどり着いた。
こちらの記事です。
クラトロさんのブログを読んだらめっちゃくちゃ楽しそうだったので、ベトナムについて自分でリサーチすることにした。
「まずは女の子の顔面偏差値を調べてやろう!(ゲス顔)」と思い"Vietnam Girls" "Aodai" "Aodai Boobs" などのワードで検索しまくった。高校生が他校の偏差値を調べるあのノリである。
(Tips 1: 女の子画像に限らず、本当に知りたい海外情報、とくにナイトライフ情報などは英語で調べた方がいい。日本語の検索結果と比較すると情報量が格段に多い。)
すると....
ドーン!
なんと、画面全体に「これでもか!」というほどおっぱいが強調されたロリ美女たちの写真が出てきた。
[✖‿✖] 「偏差値70オーバー!!進学校!!!メンサ!!!!!!」
こうしてその5分後にホーチミンへの片道チケットを購入した。片道チケットを購入したのは、ベトナムの後にタイやカンボジアなどの近隣国へバスで足を伸ばそうと思っていたからである。だがこれが後にとんでもないトラブルに発展するとは、この時はまだ知る由もなかった...。
出発日当日
この日は金曜日だった。そしてベトナムには4日間滞在する予定だ。私は海外旅行へ行く時は必ず金土日を挟むようにしている。週末の一番盛り上がってるクラブに突入するためだ。もちろん今回もそのつもりであった。
日本から4時間ほどのフライトを経てホーチミンのタンソンニャット空港に到着し、早く空港の外へ出たかった俺はイミグレまで早足で歩いた。
ーイミグレにてー
[✖‿✖]「よーっし、やっとベトナムインインインできるぞー」
おっちゃん「Passport」
[✖‿✖] 「ほい(おっちゃん無愛想やな..)」
おっちゃん「Ticket」
[✖‿✖]「(チケット?ああ、ボーディングパスの半券ね)ほい」
おっちゃん「.....NO!! TICKET!SHOW ME THE TICKET!」
おっちゃんブチ切れである。
[✖‿✖]「Here! This is my ticket! 」 つボーディングパス半券
おっちゃん「Noooooo! You stay back!!(おっちゃん発狂)」
何が起こったのかよくわからなかったが、俺は入国を拒否された。
そして、近くのインフォメーションカウンターに助けを求めた。
そしてそこでノービザの観光客は片道分の航空券のみではベトナムに入国することができないという衝撃の事実を知った。
オワタ\(^o^)/
こうして俺は入国を拒否され、ベトナムの土を踏むことすらないまま俺のベトナム遠征は終了した。
ー完ー
.......
[✖‿✖] 「いやちょっと待てい!」
こんなところでやすやすと諦める俺ではない。
そうだよな、オヤジ。
俺はベトナムを相手に、グダ崩しにかかった。
グダの本質は何だろう?まだわからない。
とりあえず和むしかない。
俺はカウンターの姉ちゃんに声をかけた。
[✖‿✖]「ねぇ、、、どうしよう(涙目)」(入国できないオープナー)
↓
何とか姉ちゃんを仕上げることに成功
↓
姉ちゃんの上司のお偉いさんに電話をつないでもらう
↓
[✖‿✖]「お願い!先っちょだけ入れさせて!!!」
↓
ベトナム即!
俺はベトナムのグダを崩すことに成功した。
案外即系だった。どうやら形式グダだったようだ。
こうして俺はなんとかベトナムに入国することができた。
結果:1即
お後がよろしいようで、今回はここまで。
一切ナンパしないナンパブログ、いかががでしたか?
まだ本編には入ってないので安心してくださいw
ー次回予告ー
無事ベトナムを即り入国を果たした俺に、この後どんな物語が待ち受けているのか!?
次回【Day 1:鬼のように声かけするも坊主】
お楽しみに!
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